更新日 2007.08.13

Projection Designer(プロジェクションデザイナー)

様々な形状のスクリーンに対して複数台のプロジェクタで映像を投影する際に、投影補正（形状歪み補正とエッジブレンディング）を行うために必須となる投影補正パラメータを算出するためのツールです。

３Ｄ空間内にスクリーンとプロジェクタを配置し、実際にシアターで投影を行いながら正確な設置位置などの調整を手動で行います。スクリーン形状による投影像の歪みなどをリアルタイムにシミュレートします。 LAN内でサーバ / クライアント動作させることで、任意の台数のプロジェクタ調整に利用できます。

国立天文台4D2Uプロジェクトでは、このツールを使って全13台のプロジェクタによる立体ドームシアターのセットアップを行っています。

GPL / Commercial Licanse のデュアルライセンスのオープンソースソフトウェアとして公開しています。 Commercial License の場合も Projection Designer 自体は無償です。クローズドソースでも開発に必要な Qt Toolkit の商用ライセンスがあれば利用できます。

投影補正パラメータの提案とその利用法についてはこちらをご覧ください。