更新日 2007.08.13
Partiview(パーティビュー)
NCSA の Stuart Levy を中心に開発されたインタラクティブな粒子系ビューア。 Digital Universe プロジェクトの標準ビューアとして利用されています。 AMNH / Hayden の他、シカゴ大などがユーザーグループとなり、様々な分野に利用しています。ORIHALCON Project も開発に協力し、拡張機能を開発・提供しています。
オープンソースで、教育・研究利用目的に無償で利用できます。ダウンロードは Partiview 公式サイト からどうぞ。
- 動作環境
- Windows / Macintosh / Unix
主な機能
- ポイント、ビルボードベースのパーティクル描画に最適化
- ポイント、ポリゴン、テクスチャ、ラベルごとの表示切り替え
- Digital Universe データセットの読み込み
- Kira, Starlab, Nemo フォーマットファイルの読み込み
- テキストベースの時系列スナップショットデータの読み込み
- スクリプトによる動作制御
- 立体視表示に対応
スクリーンショット
機能拡張
星座レンダリング拡張
Partiview の標準データセットであるヒッパルコス星図にオーバーレイできる形式で星座名、星座線および星座絵をレンダリングする機能です。スクリプトによって個々の星座を表示・非表示切り替えすることもできます。
Partiviewのコア機能抽出
Partiview のコア機能を抽出し、新しい GUI の構築などの機能拡張を容易にしました。 glut ベースのシンプルなコードに Partiview を埋め込むことができます。
ActiveX化
Partiview を ActiveX コントロールとしてコンポーネント化しました。 Internet Explorer のページに埋め込み、JavaScriptで制御することができます。
Director Xtra化
Macromedia(Adobe) の Director の Xtra として Partiview をプラグイン化しました。 LINGO スクリプトを通してPartiviewの動作を制御できるため、Director で Partiview のインターフェースを作成することも可能です。
Lightwave3Dへの埋め込み
3DCG作成ソフトウェアである Lightwave3D のプラグインとして Partiview を埋め込み、 Lightwave3D 上で Partiview のカメラパスを設計する試みです。カメラパスの作成に Lightwave3D の強力なグラフエディタが活用できます。
Macintosh版
Partiview を Macintosh(OS9/OSX)環境に移植しました。現在は公式サイトからダウンロードできるようになっています。