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OpenSceneGraph2.0をビルド
多機能シアター制御システムの構築に向けて、久しぶりに最新のOpenSceneGraph LibraryをSVNから取ってきてビルド中。最後に扱ったのはosgField NodeKitを作ったver.1.2の時で、それからしばらく経つうちに今やメジャーバージョンアップしてver.2.0になっています。
最大の変化はウィンドウマネージャの抽象化やチャンネル・パイプの管理を行っていたOpen Producerへの依存が取っ払われて、ネイティブなosgViewerに書き換えられたこと。ライブラリとしての一体感が増した感じで良いと思います。ただ、ウィンドウやチャンネル配置の外部定義などはまだこれからのようですね。
ビルドシステムもWinodws/Mac/UNIXに全対応するため、CMakeベースのものに変更されていました。CMake使うのは初めてですが、なるほどこれは便利なのかも知れない。そのうち勉強することにします。
で、相変わらずゼロからのビルドにはえらく時間がかかる。ただのシーングラフライブラリというには大規模化しすぎていて、DebugとReleaseビルドで1時間以上かかる。中間ファイルも合わせると総ファイルサイズは10Gにもなる!これでドキュメント不備なんだから、普通手を出さないよなぁ...。でもこれは本当に良いものなので、いつか紹介記事でも書きます。
2007.08.31 04:17 | パーマリンク
開発中のつぶやきや裏話など、筆に任せて綴っています。
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