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ReKOS と LOM / SCORM 規格(ReKOS and LOM / SCORM specifications)

ReKOS は、積極的に既存の規格を採用することで他システムとの親和性を高めることに力を注いでいます。ReKOS のコンテンツ仕様は、国際標準規格の SCORM1.2 及び IMSLOM1.0 に準拠しています。このため、同規格に対応した他のツールとの互換性がとれ、また将来にわたっての再利用性が期待できます。文部科学省が平成14 年度に制作した一斉授業向けデジタルコンテンツも、この SCORM / LOM 仕様に対応して作られています。

LOM

LOM は、Learning Object Metadata の略で、IEEE LTSC (電気・電子技術者協会 教育・学習技術委員会) や IMS の規格として定められています。LOM は、その名の通り学習資源をオブジェクトとしてとらえ、そのオブジェクトに対するメタデータの付与の方法を定めた規格です。具体的に LOM はメタデータのインスタンスの構造を定義する概念データスキーマといえます。LOM の目的は、膨大な知識や学習資源の中から必要とするものを容易に検索、獲得、評価し、且つ効率的に再利用することが可能なデータを提供することにあります。そのためには学習資源に必要なデータを統一的に収集及び提供することが必要となっており、LOM を活用したシステムの効率的な運用が待たれています。

SCORM

SCORM は、Sharable Content Object Reference Model の略で、WBT (Web Based Training) コンテンツの標準規格として、AICC で開発された CMI 規格、および、IMS で開発された LOM 規格をベースに、ADL (Advanced Distributed Learning) が改良を続けている規格です。

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