« TOKYO DESIGNERS WEEK 2013 開催 | 岡三デジタルドームシアター「神楽洞夢」完成 »
[2013.10.24]
ニコニコプラネタリウム部 第1回ドーム投影実験会()
10月23日に科学技術館シンラドームにて、「ニコニコプラネタリウム部 第1回 ドーム投影実験会」が開催されました。もともとTwitter上で、星風Pさん(@tagoshu)と私(@toshi_takahei)とのやりとりがキッカケで、初音ミク動画を手軽に作れるツールMMDの映像をドームに投影してみよう!と始まった企画でした。それが発起から1か月足らずのうちに、MMDからドーム映像(ドームマスター動画)を書き出す「Amaterasエフェクト」プラグインが開発・改良され、Twitter(#nicoPlanet)やML上で活発な意見交換や試作が繰り返され、多くのドーム映像やテスト動画が制作されました。その結果、23日当日は映像制作者を中心とした非常に濃い集まりとなったのでした。
実験会での主だったトピックを挙げるだけでも、星風夜エフェクトによる美しい星空のドーム投影、MMD+Amaterasエフェクトによるワークフローの実証、ドーム内でリアル踊ってみた、皆立ち上がってのドーム内ゲーム、Ricoh Thetaとライブ会場風景のドーム投影、シンラドーム立体デモ、追加単眼プロジェクターによる多重投影実験、などなど、これまでのドームシアターに無かった試みが目白押し。制作者同士の異文化交流から得られる物の多さと広がりを強く感じる、素晴らしいイベントになりました。まずは第2回の開催、そしてゆくゆくは、この成果が各地のドームシアターで多くの人にも参加して楽しんでもらえる道を探っていきたいと思っています。