Input - 入力管理オブジェクト


Input:addShortcut(key, bRepeat, script, description) [key, script, descriptionは文字列、bRepeatはtrue, false、登録に成功したらtrueを返す]

ショートカットキーによる動作を登録します。keyはショートカットを"A", "CTRL+C", "SHIFT+CTRL+S"などの形式で指定します。キーの押し続けで連続して実行する場合(視線の回転など)にはbRepeatにtrueを、キーを離すごとに動作を行う場合(モードの切り替えなど)にはbRepeatにfalseを指定します。scriptには実行するスクリプト、descriptionにはショートカットの説明を指定します。

例: Input:addShortcut("S", false, "Camera:toggleMode();", "宇宙へ飛び出す・地上へ着陸する");

関連: ショートカットの編集

Input:removeShortcut(key) [keyは文字列、解除に成功したらtrueを返す]

ショートカットキーの登録を解除します。keyには解除するショートカットを"A", "CTRL+C", "SHIFT+CTRL+S"などの形式で指定します。

例: Input:removeShortcut("S");

関連: ショートカットの編集

Input:getShortcut(index) [文字列でショートカットキー名と説明を返す]

インデックスで指定したショートカットのキー名と説明を取得します。インデックスは0から始まる通し番号です。

例: key, desc = Input:getShortcut(2);

Input:getNumShortcuts() [整数のインデックスを返す]

登録されているショートカット数を取得します。

例: num = Input:getNumShortcuts();

Input:left()

視点回転やメニューの選択など、カーソルキーの[←]に相当する動作を実行します。

例: Input:left();

Input:right()

視点回転やメニューの選択など、カーソルキーの[→]に相当する動作を実行します。

例: Input:right();

Input:up()

視点回転やメニューの選択など、カーソルキーの[↑]に相当する動作を実行します。

例: Input:up();

Input:down()

視点回転やメニューの選択など、カーソルキーの[↓]に相当する動作を実行します。

例: Input:down();

Input:zoomUp()

視野の拡大やターゲット天体への接近など、ズームアップに相当する動作を実行します。

例: Input:zoomUp();

Input:zoomDown()

視野の縮小やターゲット天体から遠ざかるなど、ズームダウンに相当する動作を実行します。

例: Input:zoomDown();

Input:rollLeft()

視野を半時計回りに傾き回転する動作を実行します。

例: Input:rollLeft();

Input:rollRight()

視野を時計回りに傾き回転する動作を実行します。

例: Input:rollRight();

Input:close()

画像やメニューを閉じるなど、キャンセル動作を実行します。

例: Input:close();

Input.orientSpeed [実数]

視野の回転速度倍率を表すプロパティです。1.0でデフォルトの速度での回転になります。

例: Input.orientSpeed = 2.0;

Input.zoomSpeed [実数]

視野の拡大・縮小やターゲット天体との距離調節の速度倍率を表すプロパティです。1.0でデフォルトの速度になります。

例: Input.zoomSpeed = 2.0;

Input.rollSpeed [実数]

視野の傾き回転の速度倍率を表すプロパティです。1.0でデフォルトの速度での回転になります。

例: Input.rollSpeed = 2.0;

Input.pointerSpeed [実数]

ポインタモードでのポインタの移動速度倍率を表すプロパティです。1.0でデフォルトの速度になります。

例: Input.pointerSpeed = 1.5;

Input.inertiaThreshold [整数]

視野回転の慣性モーションの基準時間を表すプロパティです。値はミリ秒で指定し、10がデフォルト値です。値が大きいほど慣性モーションが起きやすく、0を指定すると慣性モーションが起きなくなります。

例: Input.inertiaThreshold = 0;

Input.helpInfo [true, false]

ショートカットの一覧ヘルプの表示・非表示を表すプロパティです。

例: Input.helpInfo = true;

関連: Input:toggleHelpInfo()

Input:toggleHelpInfo()

ショートカットの一覧ヘルプの表示・非表示を切り替えます。このメソッドによってInput.helpInfoプロパティが変化します。

例: Input:toggleHelpInfo();

関連: Input.helpInfo