6.ショートカット


Mitaka Plusでは、 スクリプトによって自由にキーボードやジョイスティックなどによる動作(ショートカット)の内容を編集することができます。 実際、初期状態のMitaka Plusのショートカットもすべてスクリプトファイル scripts/shortcuts_jp.lua によって生成されています。スクリプトによってショートカットがどのように定義されているかは、このスクリプトファイルを参考にすると良いでしょう。

次の例では、キーボードの[X]キーを押したときにスクリーンメニューが開くよう、ショートカットを定義しています。2番目の引数はリピートの有効・無効を表し、trueの場合はキーを押し続けるとその動作を繰り返し実行します。視点の操作などの際にはtrueでリピートを有効にします。最後の引数に箱のショートカットの説明を記述します。キーボードショートカットはショートカットヘルプ(Input.helpInfo)で表示されます。

Input:addShortcut("X", false, "ScreenMenu:enter();", "スクリーンメニューを開く・実行");

この最初の引数であるショートカットキーには、キーと同時に押すモディファイヤキーを指定することができます。モディファイヤキーはSHIFT, CONTROL(またはCTRL), ALT, METAのいずれかまたは複数で、"+"で区切って記述します。例えば[Control]キーと[Shift]キーを押しながら[S]キーを押す場合には"SHIFT+CONTROL+S"と記述します。

キーの名前として利用できるのは以下の文字のいずれかです。

キーボードのキー名

0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T, U, V, W, X, Y, Z, BACK(またはBS, またはBACKSPACE), TAB, RETURN(またはENTER), CAPS(またはCAPSLOCK), ESC(またはESCAPE), SPACE, PAGEDOWN, PAGEUP, END, HOME, LEFT(←), UP(↑), RIHGT(→), DOWN(↓), PRINT, PRINTSCREEN, INSERT, DELETE(またはDEL), NUM0(テンキーの0), NUM1, NUM2, NUM3, NUM4, NUM5, NUM6, NUM7, NUM8, NUM9, MULT(*), ADD(+), SEPARATOR(|), SUB(-), PERIOD(.), DIV(/), F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, F9, F10, F11, F12, NUMLOCK, SCROLL(またはSCROLLLOCK)

マウスのキー名

LBUTTON(左ボタン), MBUTTON(中ボタン), RBUTTON(右ボタン)

ジョイスティックのキー名

JSBUTTON1(ボタン1), JSBUTTON1(ボタン2), ..., JSBUTTON16(ボタン16)